高い敷居をトリが飛ぶ
焼き鳥
今日は焼き鳥が食べたいねってことになったのですが、どうせならそこいらの居酒屋の焼き鳥じゃないくて、ちゃんとした高級品を食べようという流れになって、ミッドランドにある名古屋今井屋本店へ。
→http://www.imaiya.co.jp/index2.html
以前、ランチでおじゃましましたね*1。普通に美味しかった記憶があります。というか、高級な焼き鳥をここしか思いつきませんでした。ということで、いつものくだらないメンバーで高級焼き鳥店に突入です。
でね、困ったのが、御品書きに値段が書いてないんですよ。入口にいくつかは書いてあったと思うのですが、単品の値段がわからない。いったい焼き鳥1本いくらするんだろうか。行ったことないけど、値段のない寿司屋状態です。ま、寿司よりは安いでしょうが。
ということで、そんな不安は忘れ去ったかのように、次から次へと毎度の如く注文。ここは比内地鶏がメインみたいですね。
とりあえずねぎまがやってきました。もも肉・むね肉・長ネギが刺さっています。いただきます。
ああ、これは美味しいや。そこいやの焼き鳥じゃねぇや。上品だし、ボリュームもある。塩加減もバッチリ。よし、合格です。
そんな調子で、皮、砂肝、ハツ、手ごねつくねなどジャンジャンいただきました。どれも普通の焼き鳥屋じゃ味わえないレベルの串でございます。Levelが高い!Viva!!今井屋!!(久々のアツシ登場)*2
特に凄かったのがきんかん。きんかんって、もっとパサパサモッサリしたかたいものを想像してたんですけど、口の中でプツンと弾けるんです。半熟玉子の黄身とまでは言いませんが、ちょっと今までにない感覚。美味しかった。
こちらは、手羽先のパリパリ揚げとかなんとか。
ジャンボと銘打たれていましたが、本当に大きかったです。手羽先なのに、手羽元までついてきちゃってる。すごい。で、熱い(笑)。こんな激熱な手羽先、火傷必至じゃないですか。美味しいから許す。
こちらもパリパリのパリパリキャベツ。
もうちょっと細かいものが出てくると思ったら、一枚なりのキャベツがドドーンと盛られて登場。テンション上がります。
本当にパリパリでみずみずしくて美味でした。いくらでもいけちゃう。ついてくるゴマだれともろみだれがもう少し甘めだったらもっと美味しかったかも。ちょっと辛い気がしました。でも、満足。
で、キャベツも美味しいし、アスパラの串も美味しかったので、味をしめてトマトも注文。こちらはすんばらしいトマトだそうです。
だってね、お値段が、2個付きで1皿1400円!! あなた、1400円ですよ! トマトが。トマトが。1個700円。こんなに高くていいんでしょうか。
で、サイズ的にも小さめ。プチトマトとまではいいませんけど、普通のトマトよりはふたまわりくらいミニ。ババっと食べれば1皿なんてすぐに完食できるくらいの量です。それが1400円。
お味は値段に見合うと思います。すっごく甘い。ミラクスフルーツで甘くした時みたいな*3。でも、1400円。ミラクルフルーツ買った方がお得な気がします(笑)。
で、こちらがしめの親子丼。
最初に注文した時に「親子丼はいつお持ちしましょうか?」と聞かれました。普通は、串物をいろいろ食べて、しめに丼みたいです。でも、我々はそんなの関係なく、来るもの拒まずでいただきます。
イワシが「出来次第で」と言ったら、店員さんちょっと笑ってました(笑)。出来次第と言ったのに、結局はラストでしたが。「もうおつくりしてよろしいですか?」と確認に来ましたし。いいよいいよ、やっちゃいなよ。
お味は甘めでした。まずくはないんですけど、比内地鶏なので肉に弾力があってしっかりしてるじゃないですか。だから、親子丼にしたときにちょっと違和感はあります。硬くて。ま、庶民には慣れてないだけだと言われればそれまでですけど。甘かったので醤油をかけてみたら、玉子かけご飯の味になってしまいました(笑)。
一緒についてきた、鶏ガラスープのお味噌汁のほうが美味しかったかも(笑)。
ということで、お楽しみのお会計。届いた伝票をドキドキしながら広げてみたら…。
3万4000円。
おっと、高額!
でも、正直、これだけ食べたんだから、もっといってると思いました。だって、きっと満腹になるまで食べるようなお店じゃないですもん。我々、満腹ですもん。
焼き鳥屋で、一人8500円かぁ。すごい夜。