情熱のデスティーノ

kandagawabbc2009-06-07

香るカレンダー

 6月に入ったところだというのに、5月にめくらなきゃいけないカレンダーをそのままにしてました。なんてぐうたらだ。
 5・6月の鬼太郎カレンダーがこんな感じです。アジサイをこすると花の香りがします。「何で傘化けが飛んでるのかなぁ」と思ったら、雨だからちゃんと傘になってくれてるんですね。お優しいこと。それとも、鬼太ちゃんに奴隷のように扱き使われてるんだろうか(笑)。

ザイル

 今日もシモザイル作業。なんだか、あれもやろうこれもやろうみたいになってきてしまって、なかなか終わりが見えません。自業自得ですが。
 今日は「Destino」という楽曲が仕上がりました。デスティースペイン語で“運命”ですね。
 タイトルがスペイン語ですから、曲も大変スパニッシュな仕上がりになってます。フラメンコ的な。
 EXILEで、スパニッシュを全面に押し出したテイストの曲ってきっとないと思います。こういうのはKinKiの18番。でも、自分のストックの中にこの曲のサビがあったので、どうしてもこのタイミングで使いたくて、無理にでもザイルに歌ってもらうことにしました。今回はキンキじゃないので(笑)、多少はザイルっぽくしたつもりです。カスタネットやスパニッシュギターが炸裂する情熱の一曲。
 歌詞にもスペイン語やフラメンコの用語をいろいろと調べて盛り込んでみました。それっぽくなるように。あとは、高校時代に培った「グラナダ」とか「パソドブレ」とかスペイン関係の言葉もドカン。さすがにパカリトシャワヤは入れませんでしたけど。今回、シモザイルのオリジナル曲で、唯一、シモちゃんと関係のない歌詞です。勝手に書きました、情熱的に。
 ということで、シレバの掲載がまだなので順序がぐちゃぐちゃになってしまいますが、完成したてのDestinoをどうぞ。


Destino


amor
この恋の行方は きっと誰にも分らない
fantasía
いつか見た蜃気楼の様に
幻じゃない それだけは真実


真紅の花びらのような 君のその姿から
視線そらせない 僕は堕ちたマタドール


肩で踊る雨が 胸焦がす想い溶かしてく
失くすものは何もない
朝焼けも黄昏も包み込むDESTINO
君さえそばにいれば 明日への扉のその先も
きっと色鮮やかに描ける
薫り立つグラナダの風感じて
愛のFIESTA


sueño
二人の旅の終わりは きっと永遠につかめない
misterio
指と指を絡ませながら
ステップを踏む この身に刻み付けて


息することさえ忘れて 抱き合う影が伸びる
目を閉じた君 まるで永久に眠れるカンタオーラ


頬を伝う雨と 交じり合い消えてゆく涙
星空見えなくても
止まらないPaso doble それさえもDESTINO
君と僕の世界 降り止まぬ情熱のパリージョ
掻き消すことなどできやしない
あふれ出すサングリア飲み干して
そっとSIESTA


真紅の花びらのような 君のその姿から
視線そらせない 僕は堕ちたマタドール


肩で踊る雨が 胸焦がす想い溶かしてく
裸足のまま求め合う 狂おしく…DESTINO


君と僕の世界 鳴り止まぬ追憶のパルマ
見果てぬ夢で終わりはしない
ほとばしる甘いチュロス
何度でも Te quiero


頬を伝う雨と 交じり合い消えてゆく涙
この手ずっと守りたい
歓びも悲しみも染めていく DESTINO
君さえそばにいれば 明日への扉のその先も
きっと色鮮やかに描ける
薫り立つグラナダの風感じて
愛のFIESTA
愛のFIESTA

 そういえば、普通、曲とか本とか映画のタイトルって、本編が出来てから「さあ、タイトル考えよう」みたいになるんだと思うんですけど、私の場合、ほとんどタイトルから先につけちゃいます。タイトル先行。で、それに見合うような世界観の歌詞を考える。
 やっぱ変わりモノみたいです。