ザ・ジニバース

kandagawabbc2009-07-23

名刺

 今、会社で新しい名刺をつくってるのですが、っていってもやりはじめてから一ヶ月以上経ってますけど。なかなか皆の意見がまとまらなくて。そりゃいくら数人でも満場一致なんて無理なお話。苦労するのはデザインする私。
 で、まだやりはじめのころ、名刺の制作会社から留守番電話にメッセージが入っていたんです。で、それを聞きとってメモをとったのがコロッケさん。無敵の彼。
 「名刺の件」と書かれてあったので内容はわかったものの、相手の社名もよく聞き取れてなかったですし、担当者の名前も書かれてない。
 大きく書かれていたのは謎の単語。
ジニバース
 何ですか、ジニバース。
 社名はもっと違うし、こんな単語聞いたことない。
 でも、とりあえず電話をかけてみました。


 はい、どうも。
 担当らしき女性が電話口に。
「オフィス○○のジュウニバヤシです」
 えっ?何!?
 ジュウニバヤシ?
 って、どういうこと?
 十二林ってこと? そんな苗字聞いたことない。
 でも、これがコロッケ作「ジニバース」の正体であることは間違いないみたい。しかも、地方出身みたいで、ちょっと訛り気味なので余計に聞き取れない。これはコロッケではムリだ。


 名前がすごく気になったのですが、そのまま打ち合わせを続け、メールでイメージを添付することに。
「どちら様宛にお送りすればいいですか?」
「そうですね、ではわたくしジュウニバヤシまでお願いします」
 わざと聞いてみたけど、やっぱジュウニバヤシって言ってるな。
ジュウニバヤシ様ですね」
「はい、お願いたします」
 念押しでさらに聞いてみたけど、やっぱそうみたい。


 でもね、電話ならまでいいんですけど、メールだと書かなきゃいけないわけでしょう。
 ジュウニバヤシならおそらく「十二林」で間違いないでしょうけど、もし全然違う漢字だったら大恥じゃないですか。切れ目が違うとか。
 で、ネットで検索してみたら、やっぱ十二林でいいみたい。凄い名前だな。ひな人形の五人囃子のパワーアップバージョンみたいだ。♪12人ばやしの笛たいこ〜
 その後、ちゃんとメールも返ってきたし、ファックスにも「十二林」の文字があったので、安堵いたしました。
 皆さんも、珍しい苗字のかた、近くにいらっしゃいます?