どこまで睡魔とたたかえるだろう

kandagawabbc2009-09-18

直太朗

 さて、今夜は森山直太朗のライブ。名古屋2DAYSの2日目。昨日は明里さんが観に行ったんですよね。森山直太朗コンサートツアー2009「どこまで細部になれるだろう」。去年のライブ以来、まだアルバムも発売されてないのに珍しいですね。去年のライブは、明里さんが知らせてくれなかったら観に行けなかったやつですね*1。あれは危なかった。
 仕事が片付くのがギリギリだったので、道中でコンビニのおにぎりを1個むさぼり、いそいで地下鉄へ。オアシス21に到着。あ、シュタイナーがある。そうだ、ここにはあるんだった。金山駅の店舗が閉店して以来*2、久々の再会です。ん?夜11時までやってる?そう書いてある。じゃ、ライブ終わってからパン買って帰れますね。よし、急げ。


 会場の芸術文化センターの大ホールに到着。間に合いました。よかった〜。
 座席は3階のセンター寄り、2列目。よく見えます。3階といっても、ここはつくりがちょっと変わってて、ほぼ2階と同じです。朝、家を出るとき、チケットを持っていくのを忘れないように注意してたら、オペラグラスを忘れちゃったんでちょっとショックだったのですが、ここからなら普通に観れそうです。
 今回も、年齢層高しですね。私の周りは、ほぼおばさまです。ライブ慣れしてない感であふれてます。そそうのないようにね。はい、ライブ開始。


 前半、しっとりした曲が続きます。「ああ、やっぱりお歌が上手だなぁ」と思いますよね。でもね、こうもしっとりされると、心地よくて寝そうになる。ほら、目を瞑って聴くとちょっと気持ちいいみたいなのもあるじゃないですか。誘惑に負けそうです。だってね、朝4時半起きのこの身に、夜7時からのラリホーはかなりの凄技ですもん。ウトウトするのは仕方ない。
 そんな中、私の好きな「花」と「夏の終わり」の連続攻撃。これはよかった。花、いいなぁ。


 そういえば、私の席が通路横だったのですが、通路挟んで向こうのほうのおばさんが、曲中にごそごそしゃべるんですよ。シングル曲に限って何か隣のおばさんにしゃべってたので、多分、あんまり曲を知らない隣の人に曲の説明でもしてたんじゃないかと思うんですけどね。ガンガンノリノリの曲中ならまだいいんですよ。でも、直太朗ですからね。しっとりですからね。しゃべられたら、聞き取れはしませんけど、耳の集中力が削がれるわけですよ。気になって、舞台に集中できない。うわ〜、最悪だ。あんまり続くようなら「ちょっと黙っててくれませんか」と言いに行きそうな気分だったのですが、序盤で終了したので、事なきを得ました。よし。


 でも、問題はそれだけじゃなくて、私の前の夫婦。太ったおばちゃんと、ポマードっぽいおじさん。ずっと腕を組んで聴いてて、曲間にも、バンド紹介にも、拍手をしようとしないんです。いや、いいんですよ。聴く姿勢は自由ですから。でも、ライブに来てるのに、拍手しないとか、礼儀知らずもいいところじゃないですか。慣れてないとかじゃないですもん。まわりがやってるんだから、わからなくても普通は便乗するもんですもん。MCの時とかには笑ったりしてるので、楽しんでないってことじゃないと思うのですが。
 ちょっとムカっときた私は、拍手の度に、私の前のポマードおじさんの頭上までわざわざ手を持っていき、ガンガン拍手してやりました(笑)。ほら、そうだ、お前も叩け。
 その後もなかなか拍手をしようとしなかったのですが、ちょうど私が直太朗と一緒に「♪フ〜〜〜〜ウ〜〜〜〜ウ〜〜〜〜」とユニゾンし始めた「夏の終わり」の終了時には拍手をしてくれてました。よし。さすが、ダブル直太朗の前から後ろからステレオ攻撃(笑)。


 さて、後半からはノリのよい曲コーナー。
 「今が人生」では、直太朗のテンションが上がりすぎて、客席にポーンと飛び降り、キャーーーともみくちゃにされてました。それを3階から眺める神田川さん。より近くに来てくれたので、よーく見えました。スタッフがかなりテンパってたのが面白かったです。「ヤバイ、ヤバイ」みたいにスタッフ数人が助けに行こうとしてるのに、直太朗本人はノリノリで歌い続けてますから。お客さんにマイク向けたりして。このスタッフのテンパりも芝居かと思うくらいでしたから(笑)。
 演奏後、「驚かせちゃってすみません。何がびっくりしたって、本人が一番びっくりしてる」って直太朗が言ってたので、やっぱ本当のサプライズだったんですね。後から明里さんに聞いたら、昨夜は大人しく歌ってたそうです。得しました。


 さて、終盤に「生きてることが辛いなら」。目の前で歌ってるはずなのに、真っ暗なステージにスポットライトだけ浴びて歌ってる直太朗を観てると、本当にこっから声が出てるのか?と不思議な気持ちになります。
 ただでさえ響く直太朗の声なのに、この会場の響きのいいこと。素晴らしい。生で聴けてよかったです。
 そして、アンコール最後の「さくら」。ピアノ伴奏での熱唱。ごちそうさまでした。


 全体的な感想としては、「ま、こんなもんでしょ」って感じですね。3回目ですし、ちょっと眠かったし(笑)。来年も楽しみにしてます。
 さらば直太朗、今、旅立ちのとき。さくら舞い散る道の上で。
 上で。
 上で。

パン

 あれ? シュタイナー閉まってる!
 9時まで!?
 何を見間違えたんだ(笑)。