サボテンの花

kandagawabbc2010-02-18

月下美人

 というわけで、下XILEの新曲『月下美人』の発表がやってきました。でも、これは夏の歌なので、この寒い時にわざわざ公開しなくてもいいのにってのはちょっとあります(笑)。ま、歌詞が夏の夜の歌なだけで、曲は夏っぽいわけじゃないから。ランベイゴは4月の歌なのによっぽど夏っぽい。
 というか、4月の歌を1月に発表し、8月くらいの歌を2月に発表ってどういうことよって感じですけども。普通のアーティストならこのくらいのタイミングなんでしょうけどね。下XILEは、録って出しですから早い。よけいなとこすっとばすので。


 ということで、歌詞載せましょうね。
 許されることのない大人の恋の歌。


月下美人


互いに望んだわけじゃない
ただめぐり逢った それだけ
何度だって 想い出に並べようと
目を閉じてみたけれど


I love you
僕の腕の中で儚く咲いた花
熱い指先で剥ぎ取ってゆく
cause I love you
握りしめたこの手 伝わるsweet vibration
はらりはらり 舞い落ちる夜 wow


梳かした髪も こぼれる吐息も
今は今を感じられるから
just only you
短い夏の 刹那の夜の淵に
沈んで還れなくなったとしてもかまわない


もしも未来見えたとしても
同じ道を選んだだろう
一度でも 想い出にしたくないと
君も思ったはずだから


I miss you
見つめ返すくちびるがただ愛しくて
何も言えないままそっとふさいだ
cause I miss you
溢れ出した想い 波打つlonely heartbeat
ゆらりゆらり 舞い上がる月 wow


潤む瞳も 滲んだ素肌も
今は今を見つめられるから
just only you
白いシーツを染め上げていったのは
ふたり愛し合ったその証だと信じたい


こんなにも ほら こんなにも
求めれば求めるほど 遠ざかる
偽りの仮面まとって ただ過ぎゆく時
かけがえのない傷跡 wow


梳かした髪も こぼれる吐息も
今は今を感じられるから
just only you
短い夏の 刹那の夜の淵に
沈んで還れなくなったとしてもかまわない


染まる夜風に 重ねた音色で
今は今を信じられるけれど
just only you
さよならの温もりを受けとるたびに
心 色褪せていくだけ


 はい、そんな感じです。今までにないアダルトな歌詞ですね。
 曲のほうは、ピアノとストリングスメインの王道のバラードといった具合です。「ごさまいます」をつくったときには「これは素晴らしい!」と思いましたけど、それを遥かに凌ぐ出来栄えです。とにかく、今までで一番“本気”かもしれません(笑)。いい曲に負けないよう、頑張って歌いました。


 というわけで、曲のほうはMySpaceにて公開中です。
http://www.myspace.com/shimoxile
 「月下美人」をクリックして聴いてみてくださいませ。
 ご感想お待ちしております。