彷徨えるノアの方舟

鴨ネギうどん

今夜の夕食

 今日の夕食は「鴨ネギうどん」。具は、鴨肉と手づくり鴨だんごとネギ。醤油ベースのスープで美味しかったです。鴨がネギを背負うってくらいで、鴨とネギは抜群の相性。
 なんこつ入りの鴨だんごもなかなかの上出来で、これなら焼いてつくねっぽくしても、揚げて中華風にしても美味しそうです。今回は鴨と鶏のミンチを混ぜてつくったのですが、鶏だけでも充分美味しいと思いますので、皆さんも適当に作ってみてくださいね。とりあえず、だんごの材料だけでも載せておきますか。
 鴨肉のミンチ、鶏ミンチ、鶏なんこつミンチ、ネギのみじん切り、おろししょうが、おろしにんにく、白ゴマ、合わせ味噌、日本酒、醤油、塩コショー、卵、片栗粉。
 これらを混ぜて、だんごにして、スープの中で煮るだけです。はい、簡単。

奇抜な料理家

 というわけで、今日は料理つながりということで、以前目撃したとんでもない料理番組をご紹介。といっても、番組はNHKの「きょうの料理」だったと思うので、何ら異変はなし。問題は、出演していた料理研究家のほうにありました。
 彼女の名は「塩田ノア」。奇抜な名前だったのではっきりと憶えております。先ほど検索してみたら、なんとあの塩田丸男の娘であることが発覚いたしました。ちょっと驚きです。そして、今、「塩田丸男」と入力しようとしたら、「塩溜まる尾」と変換されてまた驚きです(笑)。そんな尾っぽはちょん切っておしまい!


 私はずいぶん昔に番組で2度ほど彼女を拝見したんですけどね、2度とも奇抜でしたよ。言ってることが(笑)。なんかね、もう笑っちゃうくらいおかしかったんです。
 「きょうの料理」ってノンストップじゃないですか。生放送ではないですけど、止めずにノンストップで一発撮り。しかも、ノアさんの場合、合いの手を入れるアシスタントはおらず、一人でつくって一人でしゃべってみたいな進め方だったんで、ちょっとテンションがおかしくなってたんですかね。おかしいんですよ、あからさまに。
 例えば、魚焼きグリルで鶏肉を焼いた日にゃ、「火力が強いですからね。オーブンより早く焼けますよ。だから、もう焼けて…」と言いながらグリルのふたを開け、中の具合を確認し、「…ません」とさらっと否定。なんだよ、そのごまかし方(笑)。
 さらに、パスタを茹でた日にゃ、「お湯に対して約1%の食塩を加えます」と宣言。はい、その通り。しかし、その直後「今日は、鍋のサイズがこのぐらいなので、だいたい大さじ1杯のお湯を加えます」と発言してしまいました。お湯にお湯ですか?(笑)
 でも、まあこれは言い間違いとかそういうレベルですもんね。撮り直しが出来ないのなら仕方ありません。ただ、別の回のノアさんはもっと衝撃的でした。


 その時の料理は「大根しゃぶしゃぶ」。薄切りにした大根をスープで煮る料理のようです。だし汁に調味料とにんにくを入れグツグツ煮込みます。しばらくして、ノアの解説スタート。
「にんにくは、ここで取り出してしまっても、そのまま入れたままで召し上がっていただいてもかまわないのですが…」
 はいはい。
「にんにくというのは、香りが非常に強い食品なので…」
 ええ、そうですね。
「今日は…」
 はいはい、ここで取り出しておくんですね。
入れておきましょう
 へっ!?(笑) 何ですか、その急展開。大どんでん返し。ビックリしてしまいましたよ。そして、あまりの裏切りに、テレビの前で大笑いしてしまいましたよ。何だ、この女(笑)。
 しかし、まだまだこれは序の口だったのです。


 その直後、今度は「さつま揚げ」にとりかかったノアさんがまたも暴走。長いもをすりおろすわけですが、なかなか思うようにすれません。
「長いもはすりにくいですからね、気をつけて下さい」
 ですね。ヌルヌルしますからね。それにしてもノアさん、全然上手にすれてませんよ
「今日は特にすりにくいですね」
 あ、自分でもわかってるんですね。ノアさん、本調子じゃないようです。
いもが悪い
 えっ!?なに、その突然の断言は!!(笑) いものせいですか?(笑)
 でも、ちょっとかっこいいかなぁ。いもが悪い!! NHKへの挑戦状なわけですもんねぇ。
 これ、いもが悪い!ちょっとプロデューサー呼んで!(笑)