とろけるビゴール
角煮
昨日、フランスの高級黒豚「ビゴール豚」を使って豚の角煮をつくりました。スペインでいうイベリコ豚みたいなポジションでしょうか。
「醤油に合うらしいんで、角煮つくってきてくださいよ」とノッポくんから依頼され、あまってた在庫をもらい受けたのが数週間前。やっと時間ができたのでつくれました。
どうなるかなと思ったのですが、これがまた美味しいんですよ。脂がとろ〜りとろけて甘くて。
でも、この美味しさが高級食材のせいなのか、私の腕のせいなのかがよくわからない(笑)。お互いに味を高めてはいると思うのですが。素材の旨さを確かめたい時には、料理のそんなに上手くない人にチャレンジしてもらうほうが成果が出るのかもしれませんね。
ごちそうさま。ヤマモトまで絶賛した極上のビゴール角煮でした。
読書
ここしばらく、通勤中に篠原千絵のコミック文庫を読み耽っております。少女マンガ。
「天は赤い河のほとり」を読み、「陵子の心霊事件簿」を読み、先日まで「海の闇、月の影」を読んでいたのですが、それも読み終わったので、今は「蒼の封印」に突入しています。
彼女の作品の中で、私のベストはやっぱり「海の闇、月の影」です。最初に読んだのは小学生のころでしょうか。今読んでも全然色褪せません。
基本的に絵柄が古めかしいのは否定できません。特に髪型とか(笑)。私は好きですけど。一般女子における「篠原千絵」のポジションはどんな感じなのでしょう。誰でも知ってるくらいなんでしょうか。そんなこともないのでしょうか。
普通の少女マンガなら「何だよ」っていう男子も多いかも知れませんけど、篠原作品はサスペンス・ホラー・ミステリー色が全面に出てますから全然平気だと思うんですけどねぇ。特に「海の闇、月の影」は、ホラー・サスペンス・ミステリーに加え、冒険、恋愛、SFなどふんだんに盛られていますし。処方箋を求めて5人の超能力者たちと順々にバトルしていく展開なんて、少年漫画の王道ですもん(笑)。ストーリーテリングも巧みですし。ラストも悲しく切ない。
個人的に一番悲しいシーンは、ラストの○○の死よりも、第4の能力者の最期のシーン。あれは悲しくてせつないですわ…。あんな道端で…って、知らない人が読んでもさっぱりでしょうけども。
とにかく、読んだことないかたで、血にあふれる描写も平気って人にはオススメです。
- 作者: 篠原千絵
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/08/01
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