音楽の都に、ごさまいます。

kandagawabbc2009-04-12

レッツお菓子

 さあ、今日は先日予告した“シュテュルーデル”っつうもんをつくりたいと思います*1。シュテュルーデルってのは生地の名前で、今日つくるのはアップル・シュテュルーデルウィーンの銘菓だそうです。
 呼び方はアップル・シュテュルーデルだったり、アップフェル・シュテュルーデルだったりいろいろあるみたいですが、要はあちらのアップルパイです。
 パイ生地よりも極薄で、ヘルシーな生地だそうです。へぇ。というか、チュニジア→ドイツときてオーストリアまで来てしまいましたか。生地もらわなきゃ絶対つくらねぇ(笑)。


 一時期、かぼちゃなどの焼き菓子づくり*2 *3 *4にはまっていた神田川さんですが、久々につくります。ビストロ様を購入してからは、焼きいもを焼く以外にはじめての本格的な焼き菓子じゃないでしょうか。
 アップルパイなんてつくったことないですけど、シュテュルーデル生地を使った料理を調べたら、これくらいしかつくれそうになかったので。肉を包んでどうのこうのとかもありましたけど、よくわかんなかったし。リンゴなら適当にやってもなんとかなりそう。


 適当とはいっても、未知の領域なので、基本は守りますよ。
 えっと、まずはパン粉をバターでキツネ色になるまで炒める、と。
 で、皮と芯をのぞいたリンゴをスライスし、レモン汁・白ワイン・グラニュー糖・シナモンを投入。バニラシュガーなんてないから、メープルシロップでいっか。焼き菓子に合うスパイスのクローブキャラウェイシードもブレンド。あとは、ラム酒漬けのレーズンと砕いたクルミ

 で、シュテュルーデル生地を広げて…って、デカっ。こんなに大きいとは。溶かしバターをぬり、そこへ炒めたパン粉とリンゴフィリングを手前に盛り、両端をたたみ、クルクルと丸める…って、こんなにてんこもりで、クルクルなんて簡単に負けやしない。それに、薄いから破れるし…。前回のブリックも強敵でしたが、今回もなかなかのツワモノです。

 はい、で、巻き終わったら、再び溶かしバターをぬり、200℃のオーブンで35分ですって。はい、あとはビストロ様にお願い。ちゃんと上手に焼けてくれよ。


 はい、時間きました。

 どれどれ。おや、ちゃんと焼けてますね。
 仕上げに粉糖をまぶして、完成。おや、思ったよりもちゃんとできました。


 ということで、おやつの時間になりましたので、早速いただきます。

 断面はこんな感じ。わかりづらいですけど。
 おお、これはよく焼けてます。美味しい。生地も春巻きのようにパリッパリでしつこくないし、中のリンゴもしっかりと火が通ってやわらかくなってます。
 ちょっと甘さが足らないかとも思ったのですが、バニラアイスと一緒に食べればちょうどよかったです。よし、合格。ウィーン少年合唱団にも食べさせてあげたいです。本場はどんな味なのかわかりませんけど。
 さて、お次はどこの国だ。かかってこい。


 で、夕食は豚だんご鍋。具はだんごと白菜とマロニーとシンプルです。
 だんごは、豚ミンチに、冷蔵庫にあった玉ねぎ・長ねぎ・ニラ・しいたけ・たけのこを加え、なんやかんやの調味料や薬味を入れて、つなぎの卵を入れて、フードプロセッサーでミキシングして完了。
 白菜とだんごからしっかりとスープが出て、やさしいお味で大変秀作でした。奇抜なものばかりじゃなくて、たまにはやんわりしなきゃだめです。
 ごちそうさまでした。

ついに

 というわけで、今日はレコーディングとミキシングに4時間ほどかけまして、ついに下XILEのオリジナル新曲『ありがとう、ごさまいます。』が完成いたしました。はぁ、やっとできた。
 なかなかレコーディングに入れなかったので、出来あがってみて感慨深いものがあります。頭の中で結構な完成品になってたので、それを具現化するのは大変でしたが、まあまあうまいことできたかなと思ってます。
 神田川さんがこれまで手掛けてきた楽曲の中で今のところトップに君臨するといっても過言ではないほどの出来栄えです。それでいて、ちゃんとEXILEっぽい。そして、卒業式で歌ってくれそうなバラード。歌詞も平和への願いと大きなテーマですから(笑)。
 アルバム発売をお楽しみに。そして、皆さんへ、ありがとう、ごさまいます。